①看護師として消耗していると感じた瞬間
はじめまして。記事をご覧いただきありがとうございます。
私は総合病院で3年、クリニックで2年、海外施設での勤務を経て、現在は施設看護師として働いています。
さまざまな現場を経験してきましたが、看護師として特に「消耗している」と感じた瞬間があります。
それは、休日が仕事のために消費されていると感じたときです。
とくに夜勤明けは、その象徴のような時間でした。
夜勤中にあった嫌な出来事を思い出しながら、イライラしたままコンビニへ直行し、好きなものを必要以上に買い込んでしまいます。帰宅すると、食べたいだけ食べ、満腹のまま寝落ち。目が覚めるのは夜です。
起きてからも何かを整えようという気力はなく、また冷蔵庫をあさり、ベッドに戻り、動画を流しながらただ時間をやり過ごします。疲れきっているときは入浴すらできず、そのまま眠り、翌日を迎えることもありました。
体は休んでいるはずなのに、どこか回復していない感覚。
そんな生活を繰り返していると、ふと我に返る瞬間があります。
「こんな生活をするために、私は仕事をしているのだろうか?」
本来、わたしがしたい生活。それは家では美味しい食事を作り、時々外食を楽しむ。
整った部屋でリラックスして過ごす。
そのために働き、お金を稼いでいるはずです。
それなのに、現実はどうでしょうか。
食事はコンビニで済ませ、部屋は散らかったまま。理想とは真逆の生活になっていました。
これは夜勤明けだけの話ではありません。
休日であっても、頭の中は仕事のことが離れませんでした。
あの場面での自分の対応は正しかったのか。
何か見落としてはいないか。
そのせいで患者さんの体調に影響してないか。
休日でも心が休まることはありません。
それが、私にとっての「消耗」でした。
②では、なぜここまで消耗してしまうのでしょうか。
振り返ってみると、看護師という仕事は「身体的な疲労」だけでなく、「精神的な緊張」が常に伴う仕事だと感じます。
患者さんの状態は刻一刻と変化します。
前回のデータと比べてどうかという長期的な視点。
昨夜から今日にかけてどう変化しているのかという短期的な視点。
どちらも必要です。
バイタルのわずかな変動、表情の違和感、普段との微妙な差。
「気のせいかもしれない」と流してしまえば楽かもしれませんが、そこに重大なサインが隠れている可能性もあります。だから小さな異変も見逃してはいけないという責任感が常にまとわりつきます。
また医師や他職種との連携、家族対応、先輩や後輩との関わりなど、気を配る場面も多い職種です。
さらに、「命を預かる仕事」である以上、ミスへの恐怖も常に隣り合わせです。
どれだけ経験を積んでも、完全に慣れることはありません。
だからこそ、勤務が終わっても頭の中で反省会が続いてしまうのだと思います。
加えて、シフト制勤務という働き方も影響していると感じます。
夜勤を含む不規則な生活は、体内リズムを乱し、思っている以上に心身に負担をかけています。
体が疲れているのに、気持ちまで落ち込んでしまう。やる気が出ない自分を責め、「私は何をやってもダメなんだ」と思い込んでいました。
ですが今は、それだけではないと感じています。
看護師という職業そのものが、構造的に消耗しやすい働き方なのではないか、と考えるようになりました。
③私が「このままではいけない」と思った理由
長年お付き合いしていたパートナーと、時間のすれ違いが続き、結果的に別れることになりました。
原因は一つではありません。ですが、不規則な勤務と心の余裕のなさが、少なからず影響していたのは事実です。
仕事に誇りはありました。
けれど、その代わりに失っていたものもあったのではないか。
私はそこで初めて、
「この働き方を、この先も続けたいのか」と自分に問いかけました。
④このブログで伝えたいこと
私は、このまま同じ働き方を続けていいのだろうかと考えるようになりました。
そして、同じ問いをあなたにも投げかけたいのです。
あなたは、
今の働き方を「自分で選んでいる」と言えますか?
休日が本当に休めていますか?
仕事のために、私生活を削っていませんか?
「看護師だから仕方ない」と、どこかで諦めていませんか?
看護師という仕事は尊い仕事です。
社会にとって必要不可欠な存在です。
だからこそ、
“消耗するのが当たり前”であっていいのでしょうか。
私は、このブログを通して
「消耗しない看護師の働き方」を本気で探していきたいと思っています。
ただ共感するだけでは終わらせません。
・夜勤を減らすという選択
・働く場所を変えるという選択
・副業や在宅ワークという選択
・働き方そのものを再設計するという選択
「今の職場で耐える」以外にも道はあるのではないか。
そう問い続けながら、
現実的で再現性のある方法を一緒に考えていきたい。
あなたは、
5年後も今と同じ働き方をしていますか?
このブログが、その答えを見つけるきっかけになれば嬉しいです。
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